2019年5月31日金曜日

SDRを用いた衛星通信の受信に関する研究

SDRとは・・・
SDRとは、Software Defined Radioの略であり、
無線通信システムのデジタル信号処理部や復調回路を
ソフトウェアで書き換えることにより、
出力や周波数、変調方式などが異なる様々な無線通信方式を
1台の無線機で対応可能にする技術です。

下の図はSDRを使わずに衛星通信を受信している様子です。


従来ですと、衛星通信の周波数の数だけ無線機が必要となっていました。

次の図は、SDRを使用し衛星通信を受信している様子です。

受信機のディジタル信号処理部をプログラムで書き換えることにより、
複数の無線機の機能を実現していることが分かります。

これにより、受信機の小型化とコスト削減が可能になります。

担当:石井

2019年5月15日水曜日

磁気トルカとはどんなもの?


本日はHATOSATの姿勢制御の1つ磁気トルカについて説明します。

HATOSATでは磁気トルカという電磁石にて、地球の磁場を利用することによって姿勢制御を行おうと思っています。



上記は試作段階の物なのですが、固定具を3Dプリンターにて作り、合金(パーマロイ)を挟み衛星本体に固定する予定です。
電磁石ですので、構造自体は簡単です。

原理としましては、方位磁石の針が地球の北を向く原理と同じで、地球の磁場に電磁石(磁気トルカ)を引き付ける形で姿勢を制御します。

最終的には、この磁気トルカを用いて通信用のアンテナを地球に向けたりとミッションの成功の手助けする重要なパーツになる予定です。                                 担当 御園



2019年5月9日木曜日

クラウドファンディングのお礼

クラウドファンディングに出資して頂いた皆様、ご協力ありがとうございました。
無事に成功しました。

おかげ様で、最終的な支援総額は、目標額を上回る896,240円と、達成目標額よりも12%多い結果となりました!
また、サポーターの人数は101人となりました。



いただいたご支援金は、返礼品と今後の衛星開発・運用に役立たせていただきます。

衛星の開発はこれがゴールではなく、むしろようやくスタートしたばかり。
今後の開発をお楽しみに!

担当:中里

第二回クラウドファンディング開始のご挨拶

前回のクラウドファンディングは無事成功し、多くのご支援をいただきました! ご支援いただいた皆様には心よりお礼申し上げます。 そして今回! 第二回クラウドファンディングを立ち上げました!! 以下のURLから詳細をご確認いただけます。 ⇒ 超小型衛星HATOSA...